平成16年9月第4回
大和高田市議会定例会に当たり、去る8月30日に
議会運営委員会を開催し、協議いたしました結果についてご
報告いたします。
会議付託案件等はお
手元に
配付の
運営予定表のとおり、先例に従って決定させていただきましたので、
説明を省略させていただきます。
次に、
会派構成に異動がありましたので、
報告させていただきます。
平成16年7月31日付で、
仲本議長さん、森村副
議長さん、
戸谷議員さん、そして私
松村の4名が新
政友クラブを脱会し、8月12日に新
会派を結成いたしました。
会派の名称は
自由クラブであります。したがいまして、各
会派の
構成は、
新風リベラルが6名、
自由クラブが4名、
公明党3名、
日本共産党が2名、
市民フォーラムが2名、
新生クラブが2名、無
会派が1名となりました。
また、
一般質問の制限時間につきましては、
新風リベラルが2時間30分、
自由クラブが2時間、
公明党、
日本共産党、
市民フォーラム及び
新生クラブが1時間30分とさせていただきます。
なお、
議会運営委員会の
委員につきましては、
自由クラブの申し出により、
現状どおりとさせていただきました。
次に、
郵政事業の
民営化に反対を求める
意見書、
消費者保護法制等の整備を求める
意見書、
年金制度改革関連法の
実施を中止し、
年金制度の
充実を求める
意見書、
市町村国保の
運営改革に関する
意見書及び
地方分権推進のための
国庫補助負担金改革案の
実現を求める
意見書を、
議会運営委員会のメンバーで一括提出させていただくことになりましたので、よろしく
お願いいたします。
以上、
報告といたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
8
◯議長(
仲本清治君) これより、本日の
会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
会議録署名議員の
指名について
9
◯議長(
仲本清治君)
会議録署名議員の
指名を行います。
会議録署名議員は、
議会会議規則第81条の
規定により
10番 沢 田 洋 子 さん
11番 泉 尾 安 廣 さん
12番 戸 谷 隆 史 さん
の3人の諸君を
指名いたします。ご了承願います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
会期の決定について
10
◯議長(
仲本清治君) 次に、
会期についてをおはかりいたします。
本
定例会の
会期は本日より9月15日までの13日間といたしたいと存じますが、ご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
11
◯議長(
仲本清治君) ご
異議なしと認めます。よって、
会期は13日間と決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
12
◯議長(
仲本清治君) 次に、本
定例会に
地方自治法第121条の
規定により
出席を要求いたしました者は、お
手元に
配付の
要求書の写しのとおりであります。ご了承願います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
13
◯議長(
仲本清治君) 次に、
監査委員より
例月出納検査結果
報告書が提出されておりますので、お
手元に
配付いたしておきましたから、ご精覧おき願います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
14
◯議長(
仲本清治君) 次に、
大和高田市
土地開発公社及び
大和高田市
施設管理公社の
経営状況報告書が提出されておりますので、ご精覧おき願います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第1
認第1
号平成15
年度大和高田市
一般会計決算の
認定について 外 20 件
15
◯議長(
仲本清治君) これより、
日程に入ります。
日程第1、
認第1
号平成15
年度大和高田市
一般会計決算の
認定についてほか、
認第2号から
認第11号まで及び議第47号から議第56号までの21
議案を一括して議題といたします。
議案の朗読を省略して、
市長の
説明を求めます。
吉田市長。
〔
市長(
吉田誠克君)
登壇〕
16
◯市長(
吉田誠克君) だだいま
一括上程に相なりました
案件につきまして、その提案の趣旨並びに
内容についてご
説明を申し上げます。
認第1号から
認第9号までは、
平成15
年度一般会計並びに8
特別会計の
決算の
認定につきまして、
地方自治法第233条第3項の
規定に基づき、また
認第10号及び
認第11号は、
平成15
年度の2
公営企業の
決算の
認定につきましては、
地方公営企業法第30条第4項の
規定に基づき、それぞれの
決算状況のご
報告を申し上げ、ご
認定をいただくものでございます。
その
内容及び
実績等の詳細につきましては、提出申し上げております
歳入歳出決算事項別明細書及び
決算附属書類等に記載を申し上げておりますので、ご参照賜りますよう
お願いを申し上げます。
それでは、
一般会計並びに
特別会計の
決算の
概要につきましてご
説明を申し上げます。
なお、
金額は1,000円単位とさせていただきます。
まず、
一般会計についてであります。
平成15
年度の
予算につきましては、
年度当初に
市長選挙並びに
市議会議員選挙が執行された関係上、
骨格予算を原則として編成され、
選挙後の6月
定例市議会におきまして
政策的経費を計上、その後、7回にわたり
補正を行い、その執行及び
収入の
確保に努めたところでございます。
その結果、
平成15
年度一般会計の
決算は、
歳入総額224億3,332万9,000円、
歳出総額227億9,785万4,000円となり、
差し引き形式収支にて3億6,452万5,000円の
不足が生じ、さらに翌
年度に繰り越すべき
財源1,631万2,000円を差し引いた
実質収支額といたしまして3億8,083万7,000円の
赤字決算となった次第であります。その
赤字の
補てんにつきましては、
平成16
年度歳入をもって繰上充用する
措置を6月
定例市議会におきましてご了承賜ったところでございます。
主な
赤字の原因といたしましては、
歳出におきましては
人件費及び
普通建設事業の抑制、並びに
一般行政経費の
節減に努めたものの、
扶助費が対前
年度比6.8%増となる一方、
歳入におきましては、景気の
低迷等により
市税収入が4年
連続の落ち込みとなるなど、
自主財源等が減収となったことによるものであります。
次に、
歳入の
概要を申し上げますと、
予算額233億5,991万7,000円に対し、96%に当たる224億3,332万9,000円の
収入額となっております。主な
一般財源といたしましては、
市税が対前
年度比5.1%減の70億1,085万1,000円、
地方交付税が7.6%減の70億7,044万5,000円、
地方消費税交付金が8.1%増の5億1,576万5,000円となっております。
続きまして、
歳出の
概要を申し上げますと、
予算額に対し97.6%に当たる227億9,785万4,000円の
支出済み額で、翌
年度へ繰り越す額5,078万2,000円を除いた5億1,128万1,000円が
不用額となっております。
性質別経費のうち
義務的経費といたしましては、
人件費が対前
年度比0.3%増の64億975万9,000円、
扶助費が6.8%増の33億8,958万7,000円、
公債費が0.1%増の37億6,656万1,000円となっております。
平成13
年度以降、3年
連続の
赤字となり、財政を取り巻く環境は非常に厳しい
状況にありますが、
財源の
確保と
歳出のより一層の
効率化を図り、限られた
財源の
重点配分を通じ、「元気な高田誇れる高田」の
実現に努めてまいる
所存でございます。
次に、
国民健康保険事業特別会計についてであります。
国民健康保険事業は、
加入者の増及び
高齢化の進行に伴う
医療費の
増加等により厳しい
財政運営が予測されることから、
保険基盤安定制度の拡充、
高額医療費共同事業の
拡充制度化、
保険税の
算定方法の見直しが
実施されたところであります。このような
状況の中、適正な
事業運営に努めるとともに、
保険税の
収納率の向上と
医療費の
適正化に努めた結果、
歳入総額63億6,005万9,000円、
歳出総額62億3,655万円となり、1億2,359万9,000円の
黒字決算となった次第であります。
次に、
国民健康保険天満診療所特別会計につきましては、
医療の
充実と
経費の
節減に努めた結果、
歳入総額1億8,474万5,000円、
歳出総額1億5,919万1,000円となり、2,555万4,000円の
黒字決算となった次第であります。
次に、
土地取得特別会計につきましては、
土地開発基金の運用に係る
会計処理を行った結果、
歳入総額33万円、
歳出総額9,000円となり、32万1,000円の
黒字決算となった次第であります。
次に、
住宅新築資金等貸付金特別会計につきましては、
貸付回収金の
滞納者に対しまして、その
回収に向け鋭意
努力をしているところでありますが、一部
貸付回収金が
収入未済となったことが
要因で、
歳入総額1億7,274万1,000円、
歳出総額2億7,237万3,000円となり、9,963万2,000円の
赤字決算となった次第であります。
なお、この
赤字の
補てんにつきましては、
平成16
年度の
歳入をもって繰上充用する
措置を6月
定例議会におきましてご了承賜ったところであります。
次に、
老人保健医療事業特別会計につきましては、
歳入総額53億4,860万6,000円、
歳出総額54億21万5,000円、
差し引き5,160万9,000円の
赤字決算となっておりますが、これは
支払基金交付金及び
国庫支出金、
県支出金の
概算払いに伴う
収入過少によるものであります。
次に、
下水道事業特別会計につきましては、
公共下水道建設費において
管渠築造工事を積極的に進めた結果、
歳入総額23億2,945万1,000円、
歳出総額23億448万5,000円、
差し引き2,496万6,000円の
黒字であり、翌
年度へ繰り越す
財源2,496万6,000円を
差し引きますと、
実質収支はゼロであります。
なお、
平成15
年度末の
下水道認可面積中の
整備率は58.4%となっております。
次に、
駐車場事業特別会計につきましては、
駐車場使用料の
収入の増収並びに
経費の
節減に努めたことにより、単
年度収支において改善が見られたものの、
歳入総額2,538万6,000円、
歳出総額1億5,556万9,000円となり、1億3,018万3,000円の
赤字決算となった次第であります。この
赤字額の
補てんにつきましては、
平成16
年度歳入をもって繰上充用する
措置を6月
定例市議会におきましてご了承賜ったところであります。
駐車場の
運営につきましては、より一層の検討を加え、
経営改善に努めてまいる
所存であります。
次に、
介護保険事業特別会計につきましては、
歳入総額30億598万7,000円、
歳出総額29億9,832万8,000円となり、765万9,000円の
黒字決算となっております。本
事業の
利用状況でありますが、
平成15
年度末の
介護認定者数は2,305人、
うち介護サービス利用者数は1,813人であり、
保険給付費の
決算額は前
年度に比べ10.5%増の27億8,699万7,000円となっております。
次に、
公営企業の
決算の
概要についてご
説明を申し上げます。
まず、
水道事業会計であります。
水道事業の
経営面につきましては、
消費税抜きの
金額で、総
収入21億6,415万1,000円、総
費用20億273万円となり、
差し引き1億6,142万1,000円の
当年度純
利益となりました。これは、
収入がほぼ前
年度並みとなった一方、
費用が総
配水量の減少によります受水費の減及び
物件費等諸
経費の
節減により減少したことによるものであります。この
当年度純
利益で前
年度からの
繰越欠損金を
補てんし、
当年度未
処理欠損金といたしましては9,371万6,000円となった次第であります。
資本的収支につきましては、
消費税込みの
金額で2億6,221万4,000円の
不足が生じましたが、
過年度分損益勘定留保資金及び
当年度分消費税及び
地方消費税、
資本的収支調整額をもって
補てんをいたしました。今後も引き続き
現行料金のもとで
健全経営に一層
努力するとともに、安全・
安定給水の
確保に努めていく
所存であります。
続きまして、
市立病院事業会計についてであります。
市立病院の
経営状況につきましては、
消費税抜きの
金額で、総収益59億1,682万9,000円、総
費用62億2,712万3,000円となり、
差し引き当年度純損失3億1,029万4,000円となりましたが、
医業収支におきましては2,324万6,000円の
利益を計上することができました。これは、昭和62
年度以来のことであります。その
要因といたしましては、入院においてクリニカルパスの積極的な導入により、
在院日数が短縮できたことと、各科において
悪性腫瘍に対する
化学療法に取り組んだ結果と考えております。
当年度未
処理欠損金につきましては9億2,891万4,000円となり、
資本剰余金3億2,283万1,000円を繰り入れることにより、前
年度と比べまして1,253万7,000円減の6億608万3,000円を翌
年度へ繰り越すものであります。
資本的収支におきましては、
消費税込みの
金額で2億7,016万2,000円の
不足額が生じましたが、一時借入金で
措置した次第であります。
なお、本
年度におきましては、
医療の
コンピュータ化に対応すべく、
国庫補助を受けて
電子カルテ及び
オーダリングを導入いたしましたが、これにより、患者様の待ち時間の短縮、
医療事故及び
請求漏れの防止につながるものと考えております。
今後も大変厳しい
病院運営を余儀なくされるものと考えられますが、あらゆる
企業努力を行い、その使命を果たすべく、より一層の
努力を傾注してまいる
所存であります。
以上、ご
報告申し上げました
平成15
年度各
会計の
決算につきまして、慎重なるご
審議の上、
認定を賜りますよう
お願いを申し上げます。
引き続き、
議案関係について
説明を申し上げます。
議第47号より議第53号までの
平成16
年度補正予算についてであります。
まず、
一般会計についてでありますが、
減額分といたしましては、本
年度の
職員配置がえ等に基づく
人件費の
調整経費7,359万円、
経費の
節減経費1,045万3,000円となっております。
なお、
増額分といたしましては、
総務費で、旧
ハローワーク跡を購入し、
教育委員会等が移転する
経費として1億1,051万1,000円。
民生費では、
重度障害者訪問入浴サービス事業委託料240万5,000円、
母子生活支援施設措置費374万7,000円、子育てを行う家庭の
経済的負担の
軽減等を図る観点から、
児童手当の
支給期間を小学校3年終了前まで延長されたことに伴う
経費1億700万円。
衛生費では、
じん芥焼却場の2
号炉燃焼室の
補修経費900万円。
農林水産費では、
曽大根地内の
新庄町との
境界水路改修に伴う
工事負担金として380万円。
土木費では、
市営住宅の
修繕経費1,000万円。その他の
県費返還金等1,788万円を合わせまして、1億8,030万円の
増額補正を行うものであります。
その
財源といたしましては、
国庫支出金、
県支出金、
基金繰入金、諸
収入の
特定財源と
財産収入をもって
収支の均衡を図っております。
次に、
国民健康保険事業特別会計につきましては、
職員配置によります
人件費及び
経費節減費を合わせまして268万4,000円の
減額補正を行うものであります。
次に、
国民健康保険天満診療所特別会計につきましては、
職員配置に伴う
人件費の
不足額445万9,000円の
増額補正を行うものであります。
次に、
住宅新築資金等貸付金特別会計につきましては、
不動産競売申し立てに係る
弁護士費用といたしまして100万円を
増額補正するものであります。
次に、
駐車場事業特別会計につきましては、新
紙幣発行に伴う機器の
交換経費として126万円の
増額補正を行うものであります。
次に、
介護保険事業特別会計につきましては、
平成15
年度の
介護給付費等の精算に伴い、
超過交付が発生をしたことによる
償還金847万6,000円及び
追加交付金等を
介護給付費準備基金へ積み立てる
経費920万円、並びに
経費節減費25万円の
減額を合わせまして、1,742万6,000円の
増額補正をいたすものであります。
次に、
水道事業会計についてであります。
企業債の一部借換
経費といたしまして、
資本的収入及び
支出においてそれぞれ750万円の
増額、また
消費税及び
地方消費税の
納税予定額の
減額といたしまして、
収益的支出において49万9,000円の
減額の
補正を行うものであります。
次に、議第54
号大和高田市
保育所条例の制定についてご
説明申し上げます。本案につきましては、
大和高田市立保育所設置条例並びに
大和高田市
保育の
実施及び
保育料の徴収に関する
条例の2
条例を整理し、
認可保育所に対する
規定、
特別保育事業の
実施に関する
規定等を加え、
大和高田市
保育所条例として整備するものであります。
次に、議第55
号奈良県
住宅新築資金等貸付金回収管理組合規約の一部
変更についてご
説明を申し上げます。一部
事務組合の
構成団体のうち、
新庄町及び大淀町が脱退したこと、並びに
債権と債務の取り扱いについて、
債権のみ
組合に移管することができることによる規約の一部
変更をいたすものであります。
次に、議第56
号奈良県
市町村会館管理組合を組織する
市町村の
変更についてご
説明を申し上げます。
組合から
新庄町及び當麻町が脱退され、新たに葛城市を加入させるものであります。
以上、
一括上程に相なりました
案件につきまして、その
概要を申し上げた次第であります。
よろしくご
審議の上、
議決を賜りますように
お願いを申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
17
◯議長(
仲本清治君) おはかりいたします。本日の
会議はこれで打ち切り、9月4日及び5日は休会とし、9月6日に再開いたしたいと存じますが、ご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
18
◯議長(
仲本清治君) ご
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
本日は、これをもって
延会いたします。
午前10時40分
延会
Copyright © Yamatotakada City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...